過積載は許すな!
ドライバーならば、予見は出来たと思う。
自分自身も、仕事でトラックを運転することはある。
毎日運転しているわけではないので余計かもしれませんが、積載している際には十分に注意して運転します。
それほど、積載状態のトラックというのは、安定が悪くなるのです。
千葉市の路上で大型トラックが横転し3人が死亡した事故で、このトラックは10トン以上の過積載だった可能性のあることが分かりました。
自称、千葉県八千代市の会社員・在原伸悟容疑者(26)は、今月8日、千葉市の路上で大型トラックを運転して交差点を曲がろうとしたところ横転し、軽乗用車が下敷きとなりました。この事故で軽乗用車に乗っていた大網白里市の家族3人が死亡し、在原容疑者は過失運転致死の疑いで9日朝、送検されました。
警察の取り調べに対し、在原容疑者は「鉄筋を37トン分積んだ」「荷物を積み過ぎたかもしれない」と供述しているということです。警察はトラックの総重量に対して、10トン以上の過積載の状態だった可能性もあるとみて、調べています。
ドライバーの供述では、10トン以上の過積載だという事ですから、ベースは25トントレーラーかと思います。
さらに、鉄筋という事で積み込みも不安定であり、嵩も高くなり重心も上がるため不安定だったと思います。
事故現場は、他のニュースで見たのですが、緩い下り坂のカーブだそうです。
通常のトラックよりさらに安定が悪いトレーラーで過積載していれば、横転するのは必然と思います。
今まで、横転しなかったから今回が特殊だったのではなく、今までが特殊で横転しなかったという事が正解だと思います。
正しいことを知らないで、この位なら大丈夫だろうと安易な考えでいるから、危険という事を認識出来ず、安易に積んでしまうんでしょう。
更にいくら積載量を厳守していたとしても、運転に対しての姿勢が悪ければ事故につながると思います。
日頃の運転が安定していなければ、安全運転にはつながらないでしょうね
自分も事故したことありますし、本当に安全運転かと言われれば、そうではない時もあります。
ただし、人から注意されたり、助言されたりしたときには、考えるようにしています。
長距離運転しながらの旅行も好きですので、今後も十分に身を引きしめて運転していきたいですね。
また、今回の件でも思ったのですが、過積載に対しての違反点数・違反金の低さは今後改善して欲しいです。
上記の一覧表から、今回のケースに当てはめると、違反点数2点・反則金30000円
という事になります。
これは事故ではなく、交通違反という事になるので、死亡事故が起きている状態とは違く、普通に運行中に違反を起こした場合になります。
率直な感想としては、こんなものなのか?というのが本音です。
この、内容では違反はなくならないと思います。
飲酒運転もそうですが、交通違反の基準について考え直す時かと思います。